なにやらテーマ曲を口ずさみながらアンパンアンパンと連呼している進藤君。
果てさて今回の結果や如何。
何時もの如くネタバレありです。

俺の名前は葉佩九龍。世界を股に掛けるトレジャーハンター。決してノット・トレジャーハンターではない。エジプトで一仕事終えた俺には、しかし休息の時間はない。なぜなら謎を孕んだ古代遺跡と財宝が俺を呼んでいるからだ！　次なる潜入先は東京は新宿区、天香学園。そこで転校生として潜り込んだ俺を待つものは、地下に広がる巨大な遺跡と、墓守の如く其処を護る『執行委員』！！　腕が鳴るぜ！
……まあこんな感じのゲーム。
気分としては古典映画、インディジョーンズとこれまた古典の菊池秀行作品を足して二で割って色々味付けしてみたって感じかな。主人公は、まあ端的に言うと苗木みたいなもんで特別な能力が使えるわけじゃないんだけど、知恵と機転と勇気と情熱で遺跡内部に張り巡らされた罠やバケモノを乗り越えていく。勿論ゲームの中の話ではあるんだけど、こう言う姿勢は見習いたいよね。
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つかなんだよ、サミットを成功させる為に必要なたこ焼きって。しかも何でそんなもんが遺跡にあるのかと。
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ところで僕の立ち位置は能力的に取手君ですか？　いや、キライじゃないよ。ただ陰が薄いというか……
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確かに明るく元気なやっちーは僕の好みだ。しかもテニスボール強すぎ。しかし進めていくと影のある白岐さんも捨て難い。照れてる表情が可愛すぎるんだよ！！　……これがツンデレの力というものか。なんにせよ、どちらにするか、それが問題だ。
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いや、真のヒロインは皆守という事を確信した。取り合えず皆守狙いでいく。
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……皆守フラグ難しすぎんだよ！！　もういい、お前やっちーとくっついてろ。そんで幸せになれ！　チクショー！
いや、でも面白かった。なんだかんだで涙あり笑いあり友情あり対立ありの正統派学園ジュヴナイルだったと思う。寿司とかに鍋が強すぎる気もするけど、そんな事より仲間達との友情が心地良かった。僕にも、こんな風に信頼し合える友達が沢山できるといいんだけど……ま、考えても詮無い事ではあるな。
しかし新宿って物騒な土地だよねえ。さすが魔界都市。


今回の名台詞
「転校生ごときで盛り上がって、おめでたい女だ」
「音楽がある限り、私はあなたの心に生き続ける。だから、想い出して。この曲を――。ずっと……忘れないで……」
「いつか、あなたにもわかるわ。あなたの事を、心から理解してくれる人が必ずいることが」