現時点でのC視点からの他C様への感想です。
邂逅回数二度以上でC的に印象のある方のみ、出会った順で。

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長い髪をなびかせる少女の姿が見える……
なんだ、よく見たら真心ちゃんじゃん。

最初に会った時は面白い子だなあ、と思っていた。いや、僕の事は棚に上げてだけどね。一緒にアルデバランの迷宮に潜った時に、君も僕と似た様な陰を背負っていることに気付いた。表に見せた強さは、その裏返しなんだって。解かり過ぎるほど解かったから、あえてその傷痕には触れなかった。僕も、触れられたくなかったし。
戦闘と能力行使に関しては本当にセンスがない。その程度で、なんで僕と二人でアルデバランの迷宮に潜ろうとしたのか、正直理解に苦しむ。褒賞の為？　だとしたら、余程大事な理由があるんだろうね。力の強さではなくその思いの強さに、僕は興味を覚えた。
少しずつ強くなろうとする君は、しかし世界の不条理さに押し潰されそうになっていた。それでも、だからこそ浮かべた君の笑顔に、僕は惹かれていたのかもしれない。僕が求める強さへの答えが、そこにあったかもしれないから。
結局、それを確かめることはできなかった。そんな君を守るという約束も、果たせなかった。ただ、無事でいてくれた事だけは僕にとっての救いだ。他にも、彼女の事を心配してくれている人は、少なくない。僕の助けなんかなくても、一人前の魔女になってくれる事を願う。今となっては、それしかできないから……

……あれ、何の話だっけ。