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平野耕太に悪影響を受けたオタの人が電波話や悪魔トークを繰り広げて萌える人外魔境だよ。 大屋津媛様ハァハァ。
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夏越の大祓
今日は満月ではなく上限の月なのですが、明日が夏越の大祓という事でちょいと書いてみました。
夏越の大祓といえば蘇民将来のエピソードに由来する疫病除けの儀式であったものが、何時の間にか神社の年中行事になっている面白いものですね。これと年越しの大祓とで半年間に溜まった罪穢を祓い清めて、残り半年またすっきりとした気分で過ごしていこうと言う素敵な行事ですので、是非皆さんも明日参加してみてはいかがでしょうか。
以下電波気味話にシフト。
さてさて、この夏越の大祓の茅ノ輪くぐりは先程も言ったように蘇民将来と武塔天神のエピソードとして八坂神社に関連して有名なのですが、この武塔天神=素戔鳴尊=牛頭天王として認識されています。
が、仏教で天部と言えばヒンドゥーの神々である事を鑑みれば、牛頭天王=シヴァな事は一目瞭然な訳でして。だからペルソナの牛頭天王とかメギド魔神だったのだと思いますが、転じて言うとシヴァ=素戔鳴尊という随分無茶な等式が成立してしまいます。
流石にこの辺りは、個人的には神仏習合で無理にまとめた結果ではないかとも思うのですが、それにしてはこの夏越の大祓の儀式は日本古来のものというより、それこそ仏教も含めて中国、もしくは大陸系の思想が流入してきているような気がします。
ここで気になるのが武塔天神。天神というのはそもそも、国津神に対する外つ国の神を表していたようでして、その証拠には誓約の御子や少彦名神、造化三神を祀るような天神社を結構見かけます。
そう考えると、やはり異国の神を日本的なものにまとめていった過去というのは確かに存在するのではないかと思う次第です。その象徴としての素戔鳴神というわけで、突き詰めれば力のある破壊神、疫病神、渡来神、そしてまつろわぬ神の象徴なのかもしれませんね。
尤も、そんな神の儀式さえ、身内として取り込んでしまう日本古来の神々の懐の深さには敬服するしかないという感じではありますが。
なんにせよそんな無駄知識を蓄えつつ、浴衣でも着て夏越の大祓に出向き、日本の風情を楽しんでくるのも一興ではないでしょうか。
ちなみに、更に電波話になると今年の夏越の大祓はなかなかに深い意味を持っているそうですよ。分かる様なら氏神や産土神の神社に、日ごろの感謝を込めて行ってみるのがいいのではないでしょうか。
ちなみにわたくし産土の女神様のところに行ってくるつもりです。
『水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 伸ぶと言ふなり』
こんな呪文も気が向いたらどうぞ。
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